弥生ちゃん [5.固め作業前1]


碇監督さんと会った翌週、ついに私の願望を実現化する日が来ました。

事前にメールで待ち合わせ場所と、簡単な内容を、案内する連絡が、ありました。 内容は、3時間ほど私を固めさせてほしい旨と、販売はしないけど、映像と写真撮影、それと、お手伝いとして、碇監督さんの知り合いの女性が1人同席するとの事でした。 わたしは、「特に問題はありません」と、お返事をしましたが、固める詳しい内容等は、全く聞かされていません。でも・・・ それが、逆に楽しみでもあります。
わたしって本当に変態なのだなぁ〜と、再度自覚しました・・・

同席する女性が居るとの事で、ちょっと驚きましたが、わたしと同じ、同姓に、わたしの「変態的な行動を見られる」、「見られてしまう」というのもちょっと興奮してしまう、シチュエーションなので、本当に今日は楽しみです。
おそらく、碇監督さんの事だから、私か想像も出来ない、斜め上の発想で、固めてくれるのではないかと、期待に胸躍らせています。

待ち合わせの、バスターミナルに着くと、碇監督さんと、共同背期する女性が、待っていました。

「このかわいい子が、弥生ちゃんで、こっちの眼鏡女子が、今日のお手伝いする、小林です。」と、言って碇監督が、それぞれの自己紹介を簡単にすませた。
わたしは小林さんに、「こんにちは」と挨拶をして、小林さんもすてきな笑顔で「こんにちわ」って言ってくれました。

すごく綺麗な人で、眼鏡が似合い、学制の頃は、「委員長キャラ」なのではないかと思わされるすてきな女性なのだが、何故か白衣姿なのです。
なにか、研究でもしているのか? それとも、お医者様なのか??そんな疑問が頭の中を通り過ぎたのですが、今日これからの行為が楽しみで、あまり気にしていませんでした。
その後、碇監督の運転で、今日の固める&撮影場所まで、ちょっとした会話を楽しみつつ移動しました。


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